そもそも免疫力を高めるとは?
免疫力とは、自分の体の外から入ってきた細菌やウイルスなどの異物(非自己)を、自分自身の本来の細胞(自己)と区別し、攻撃・殺傷・排除する能力のことです。また外敵の侵入だけではなく、自己の細胞が生命そのものを脅かすガン細胞などに変質した場合、それを攻撃・殺傷・排除するのも、免疫機能の働きです。
そもそも免疫力とは人間に備わっている生命力の一部であり、細胞の新陳代謝の能力のことでもあります。
免疫力が最初から備わってなければ、病原菌などが体内に侵入する度に、抵抗することなく疾病してしまい、簡単に命を落とすことになってしまいます。
そのため、免疫力を高めるとは、本来人間に備わっている免疫力を取り戻してあげることなのです。
特に免疫力を高めるために食事の栄養を改善することは重要です。現代はファーストフードやインスタントラーメンといった加工食品の増加により栄養バランスが乱れ、そのために免疫機能を維持するために大切な栄養成分が不足しがちになっています。
どのような栄養成分も過剰に摂りすぎてしまうと、身体に悪影響を与える様々な症状を引き起こしてしまいます。食事による免疫力改善で一番大事なことは、一つの栄養成分に過度にこだわらず、相乗効果も期待してバランス良く身体に摂り入れることだと考えられます。