免疫力を高めるための栄養成分小事典

免疫力効果のある栄養成分について情報発信しています。

イラスト1_レッド

HOME ≫ オルニチン

オルニチンの免疫力効果

オルニチンの効果・効能

  オルニチンの主な免疫力効果は、疲労回復効果肝機能の向上新陳代謝を活発にする効果などです。

 オルニチンはもともと体内に存在する非必須アミノ酸の一種です。アミノ酸の中でも肝臓や筋肉に止まらず、血液中を循環するため「遊離アミノ酸」と呼ばれるものの一種に属します。

 オルニチンを摂取すると血中に溶け込み、腸で吸収されて肝臓や腎臓、筋肉などに運ばれます。肝臓にたどり着くと、「オルニチンサイクル(尿素回路)」というアンモニアを代謝する経路で働き、アンモニアの解毒を促し肝臓をサポートします。

 アンモニアは生命活動のエネルギーとなるATPの産生や、脳を動かす主要なエネルギーであるグルコースの生成を妨げる物質ですので、その解毒を助けることで、スムーズなエネルギー産生に貢献していると考えられます。

 食べ過ぎや飲み過ぎ、睡眠不足やストレス、運動のし過ぎなどは肝臓疲労を引き起こす原因になります。使い過ぎや脂肪沈着のために肝臓の機能が低下すると、代謝や解毒といった役割を十分に果たすことが出来ません。

 それによりエネルギー不足や毒素が蓄積されて疲れてしまうのです。また、肝臓は腹部内の多くの主要臓器とつながっているため、肝臓の機能低下が全身の疲労に直結してしまいます。

 そのため、オルニチンには主に肝機能を高める効果や、疲労回復の効果があるとされています。

 さらにオルニチンを摂取するとストレスが軽減し、睡眠や気分などの自覚症状が改善するとも言われています。日頃から疲労を感じている人が、オルニチンを摂取すると、睡眠の質の改善効果や、気分を鎮静化する効果があることが示唆されています。

 その他、オルニチンには、成長ホルモンの分泌を促す働きがあるとされ、細胞の生まれ変わりである新陳代謝を活発にする効果があると言われています。

 オルニチンを豊富に含んでいる主な食べ物には、しじみ、ひらめ、チーズなどがあります。

 過剰に摂取した場合の重篤な副作用の報告はありませんが、体質によっては下痢や胃痛が起こる可能性が指摘されています。