免疫力を高めるための栄養成分小事典

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クルクミンの免疫力効果

クルクミンの効果・効能

 クルクミンの主な免疫力効果は、肝機能の向上二日酔いを防ぐ効果コレステロール値を下げる効果脳機能の活性化などがあります。

 クルクミンはクルクミノイドに分類される黄色の天然色素のことでポリフェノールの一種で、昔から中国やインドなどで免疫力を高める医薬品として扱われてきました。

 クルクミンは特に秋ウコンに多く含まれ、ポリフェノールに共通している、太陽の紫外線などによって発生した活性酸素が健康な細胞を攻撃してサビつかせるのを防ぐ抗酸化作用があります。

 またクルクミンには肝臓に対する働きかけ、胆汁の分泌を促して肝臓の機能を高める作用があると言われています。

 肝臓は酵素などの体内で作用する物質を3000種類も作り出す働きを担うだけでなく、代謝と解毒という重要な機能を持つ、人間の体内で最大の臓器だとされていますが、「沈黙の臓器」ともされており、肝臓の働きが悪くなっても気づきにくいという特徴があります。

 そのため、クルクミンによって分泌される胆汁の量が増えると、肝臓にかかる負担を減らすことになります。また、アルコールの分解過程で生じたアセトアルデヒドの代謝が促進されて悪酔いや二日酔いを予防するとされています。

 さらに、クルクミンにはコレステロールを低減する効果があると言われています、その理由は胆汁に含まれている胆汁酸はコレステロールから産生されているので、クルクミンによって胆汁の分泌量が増えるとそれだけ多くのコレステロールが必要となり、結果的にコレステロール値が下がることになるからだと言われています。

 それ以外にも、クルクミンには脳を健康に保つ働きがあるとされています。よくクルクミンが含まれているウコンはスパイスとしてカレーに使用されますが、カレーを食べることが脳を活性化し、IQを高めるという研究報告があります。

 またクルクミンは脳に新しい神経細胞(ニューロン)を作るのに大切な役割を果たすBDNFというたんぱく質を増やして、認知機能を高めることが注目されているそうです。そのため認知症やアルツハイマー病といった脳疾患の治療にクルクミンの効果が期待されています。

 クルクミンを豊富に含んでいる主な食べ物には、秋ウコン、春ウコン、たくあんなどがあります。

 過剰に摂取した場合の副作用に関しては、クルクミンの過剰摂取は逆に肝機能を悪化させると言われていますので、大量の摂取は避けた方が良いとされています。