免疫力を高めるための栄養成分小事典

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短鎖脂肪酸

短鎖脂肪酸の効果・効能

短鎖脂肪酸の免疫力効果は、腸内環境の改善、免疫機能の維持、肥満・糖尿病抑制です。

短鎖脂肪酸とは飽和脂肪酸の一種です。

飽和脂肪酸は炭素を結ぶ鎖の長さによって種類が変わり、短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸の3つに分けられていますが、そのうちの短鎖脂肪酸とは炭素数が6個以下の脂肪酸のことで、酪酸やプロピオン酸、酪酸などがあり、バターや乳製品に豊富に含まれています。

ちなみに長鎖脂肪酸は炭素数が12以上の脂肪酸で、牛や豚の脂に多いミリスチン酸やパルミチン酸や、落花生の油に多いアラキジン酸があります。

また長鎖脂肪酸と短鎖脂肪酸の中間の中鎖脂肪酸は炭素数が8~12程度の脂肪酸のことで、主にラウリン酸やカプリル酸、カプリン酸などがあり、主に母乳や牛乳、ココナッツオイル、パーム油などに豊富に含まれています。

短鎖脂肪酸は腸内に生息する腸内細菌によって生成されます。

デンプンやオリゴ糖、食物繊維といった質の良い炭水化物を適量摂り入れると、腸内のビフィズス菌やバクテロイデスなどの善玉菌が働き、有機物を分解している時に腸内で「発酵」という現象が起こってきます。

そしてこの時に「短鎖脂肪酸」という有機酸が作り出されますが、この短鎖脂肪酸は免疫力の向上に大きく関わっていると共に、腸内環境を健康な状態に保つためにも欠かせません。

また近年は東京農工大学の木村郁夫氏の研究で、短鎖脂肪酸には、余分なエネルギーが肥満細胞に吸収され、脂肪が蓄積されているのを防ぐ働きがあることが判明したそうです。

さらに短鎖脂肪酸は糖尿病の予防にも効果を発揮することも分かってきたと言われています。

そのため食物繊維などを多く摂取して腸内細菌に短鎖脂肪酸を生じさせることは、肥満症や糖尿病の予防に高い効果を発揮すると考えられます。
 
ちなみに短鎖脂肪酸とは「飽和脂肪酸」の一種であると先述しましたが、飽和脂肪酸は細胞膜形成に必要不可欠な栄養素であるため、太る原因になるからといって全く摂らないと細胞膜がボロボロになるなど、様々な支障が生じてくるとされています。


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